こたつのざっき【シングルマザーの生活】

高校生の息子と暮らしています。シングルマザー4年目。

16回目の誕生日

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11月13日

今日は息子の16回目の誕生日です。

16年前の0:15に生まれました。

そう、ぎりぎりで12日生まれだったのかもしれない。

 

出産当日のこと

朝からずんずんと小さな痛みがあり、だんだんと張りと痛みがましてきました。

昼間に母親教室を予約していた日だったので、病院で母親教室に参加後、そのまま診察してもらうことに。

 

そして、先生からは

「まだ子宮口も全然ひらいてないし、陣痛もバラバラ(強かったり弱かったり)だから、まだ産まれないね!

ちょうどいいから(?)近くのイトーヨーカドーでも寄って、散歩して帰って」

 

この痛さでイトーヨーカドーで買い物!?

さすがに無理と思いましたが、それでもまだ我慢できる痛みだったので、パン屋さんにだけ寄って一度帰宅することに。

この時点で夕方5時くらいだったのですが、だんだんと痛みの間隔が狭まっていきました。

陣痛の5分間隔になったら、病院に電話するようにと言われていたので電話をすると

 

「5分間隔?

(少しの間)

今日、子宮口が全然ひらいてなかったから、まだすぐには産まれないでしょう。

3分間隔になったら、病院にきてください」

 

3分間隔・・・

この痛みが3分間隔でくるのか、と脂汗をかきながら痛みに耐えていると、ぐっとお腹に力が入ったような気がして、なんと破水!!

 

そして病院にすぐ電話すると

 

「破水!?すぐ、病院にきてください!」

5分間隔の時に電話してから、2時間後には破水していました。

 

うちの両親は夜仕事をしている人たちだったので、すでに仕事に出かけてしまったあとだったので、元旦那と弟に病院まで付き添いをしてもらいました。

 

病院には陣痛室が二部屋あったのですが、私の前に一人すでに出産に入っている人がいたのと、さらに緊急で出産になった人が一人いたので、3番目に病院にきた私は陣痛室ではなく病室で待機。

予定日より10日早く産気づいた私も緊急で入院になりました。

(実はこの時、私の両親も少し遅れて病院まで来ていたらしいのですが、病院から生まれるのは翌日の朝くらいですっていうのを聞いて、じゃあ朝こようかと仕事に戻ってたらしいです(^-^;

なので、朝来たらもう生まれてる!という状態だったらしい)

 

しばらく陣痛に耐えながら病室で待っていると、助産師さんが様子を見に来てくれました。

 

「思ったより早く子宮口がひらいてるね。あと数時間かな」

とのこと。

あと数時間で生まれるのか~、と感慨にふけるわけでもなく、あと数時間でこの痛みが終わる!という方が大きかったです。

陣痛を24時間とか48時間とか耐えたっていう人の話を聞いていたし、私の友人も陣痛長かったと聞いていたので、この痛みをガマンできてるみんなすごい!!!というのが本音でした。

 

それから、いつも診察してもらっていた先生(病院長)がやってきて、

 

「あ、もう生まれるかも!ちょっと、待ってて。すぐ来るから」

生まれるのか!?とドキドキしながら、あと少しあと少し、と思いつつ待っていると・・・

 

全然、先生来ない!!!!

 

30分以上待ち、これ忘れられてるんじゃ・・・という不安の中

 

「ごめん、ごめーん。じゃ、行こうか」

というにこやかな先生がやってきました。

 

「分娩室まで、歩ける?」

と聞かれ、なんとか歩けそうだったので

「歩きます・・・」

と腰をさすりながら、分娩室まで歩き、分娩台に(自力で)のっていきむこと2回。

 

「(赤ちゃんの)頭が少しずれちゃってるね」

と先生。

もともと逆子だったんですが、分娩一週間前の診察で戻っていたのが、また少しずれてると。

そして、先生から

 

「次いきんで出なかったら、切ろっか」

 

ここまできて(会陰切開までして)、次に出なかったらなんと帝王切開

 

絶対に嫌だったので、

「がんばります」

と自分に言い聞かせ、先生(小太り)にみぞおちをぐいぐい押されながら、無事に出産。

 

終わったー(嬉)

というのが、出産後の率直な感想でした。

そのあと、子供をちょっと抱っこさせてもらって(放心状態&痛みから解放で涙はでなかった(^-^;))、後の処置をしてもらうことに。

 

もう痛くないと思っていたのに、胎盤出したときと子宮を冷やすためにお腹にでかい保冷剤を2時間置かれたときは、つらかった・・・

 

陣痛→破水→出産まで、約6時間。

今となっては良い思い出です。

うちの母とか数人出産した友人は、産んだ時の痛みは二人目の時は忘れちゃってるって言ってましたけど、私はいまだに忘れられないです。

もちろん、忘れられないっていう人もいるので、人それぞれなんでしょうけど、ほんと痛かった。

 

そんな息子ももう16歳。

あっという間にでかくなっちゃうのが、楽しいようなさみしいような。

今日はケーキでお祝いをしたいと思います。