こたつのざっき【シングルマザーの生活】

高校生の息子と暮らしています。シングルマザー4年目。

We are

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離婚は結婚の時より3倍(以上)のパワーを使うと、よく聞きましたが、3倍どころではなく10倍、100倍以上のパワーが必要でした。

離婚するしないで揉めていた当時、元旦那は私をよく言葉で攻撃してきました。
元旦那は当時付き合っていた彼女と結婚がしたいために、離婚届を突き付けてきたのですが、私が理由を聞いても

「お前が悪い」
「お前のせいで離婚するんだ」

と理由は言わず。
彼女(浮気相手)がいるのは知っていたので、彼女がいるからだろうと私が言っても、

「彼女は関係ない!これはお前が悪いから、離婚するのであって彼女は悪くない!」

とまったくお話にならない状態。
私には彼女に慰謝料を請求する権利があるので、それを伝えても無言になるか同じ言葉を繰り返すかで、話が進まない状態でした。

そんな時に、自分を力づけるためによく聞いていたのが

ONE OK ROCK 【We are】

もともとワンオクは好きで、よく聞いていたのですが、この曲はワンオクを聞き始めた息子から「すごいいい!」とオススメされたものでした。

最初は歌詞の意味を見ずに、曲調が気に入って聞いていたのですが、歌詞を見てからは

(これは私が戦うための曲だ)

と勝手に思い、毎日のように聞いていた曲でした。

【We are】は18歳の子供から大人になる若者に向けて制作された曲らしいです。だからか、内側から何かが増幅してパワーが出るようなイメージがします。

私はもう40歳、アラフォーでしたが、それでもこの曲はすごく心に響く曲で、戦う私の力になった曲でした。

So never tell yourself
(そしてこう思うんだ)
You should be someone else
(自分らしくあり続けようと)
Stand up tall and say
(背筋伸ばしてはっきり言ってやれよ)
I'm not afraid
(もう何も、恐くなんかないんだって)

この歌詞、当時もそうですが、今でも大好きな部分です。

最近はあまり聞いてませんでしたが、あらためて聞くと、当時のことを思い出して、今でももっと頑張れる!と自分へのエールになります。

16回目の誕生日

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11月13日

今日は息子の16回目の誕生日です。

16年前の0:15に生まれました。

そう、ぎりぎりで12日生まれだったのかもしれない。

 

出産当日のこと

朝からずんずんと小さな痛みがあり、だんだんと張りと痛みがましてきました。

昼間に母親教室を予約していた日だったので、病院で母親教室に参加後、そのまま診察してもらうことに。

 

そして、先生からは

「まだ子宮口も全然ひらいてないし、陣痛もバラバラ(強かったり弱かったり)だから、まだ産まれないね!

ちょうどいいから(?)近くのイトーヨーカドーでも寄って、散歩して帰って」

 

この痛さでイトーヨーカドーで買い物!?

さすがに無理と思いましたが、それでもまだ我慢できる痛みだったので、パン屋さんにだけ寄って一度帰宅することに。

この時点で夕方5時くらいだったのですが、だんだんと痛みの間隔が狭まっていきました。

陣痛の5分間隔になったら、病院に電話するようにと言われていたので電話をすると

 

「5分間隔?

(少しの間)

今日、子宮口が全然ひらいてなかったから、まだすぐには産まれないでしょう。

3分間隔になったら、病院にきてください」

 

3分間隔・・・

この痛みが3分間隔でくるのか、と脂汗をかきながら痛みに耐えていると、ぐっとお腹に力が入ったような気がして、なんと破水!!

 

そして病院にすぐ電話すると

 

「破水!?すぐ、病院にきてください!」

5分間隔の時に電話してから、2時間後には破水していました。

 

うちの両親は夜仕事をしている人たちだったので、すでに仕事に出かけてしまったあとだったので、元旦那と弟に病院まで付き添いをしてもらいました。

 

病院には陣痛室が二部屋あったのですが、私の前に一人すでに出産に入っている人がいたのと、さらに緊急で出産になった人が一人いたので、3番目に病院にきた私は陣痛室ではなく病室で待機。

予定日より10日早く産気づいた私も緊急で入院になりました。

(実はこの時、私の両親も少し遅れて病院まで来ていたらしいのですが、病院から生まれるのは翌日の朝くらいですっていうのを聞いて、じゃあ朝こようかと仕事に戻ってたらしいです(^-^;

なので、朝来たらもう生まれてる!という状態だったらしい)

 

しばらく陣痛に耐えながら病室で待っていると、助産師さんが様子を見に来てくれました。

 

「思ったより早く子宮口がひらいてるね。あと数時間かな」

とのこと。

あと数時間で生まれるのか~、と感慨にふけるわけでもなく、あと数時間でこの痛みが終わる!という方が大きかったです。

陣痛を24時間とか48時間とか耐えたっていう人の話を聞いていたし、私の友人も陣痛長かったと聞いていたので、この痛みをガマンできてるみんなすごい!!!というのが本音でした。

 

それから、いつも診察してもらっていた先生(病院長)がやってきて、

 

「あ、もう生まれるかも!ちょっと、待ってて。すぐ来るから」

生まれるのか!?とドキドキしながら、あと少しあと少し、と思いつつ待っていると・・・

 

全然、先生来ない!!!!

 

30分以上待ち、これ忘れられてるんじゃ・・・という不安の中

 

「ごめん、ごめーん。じゃ、行こうか」

というにこやかな先生がやってきました。

 

「分娩室まで、歩ける?」

と聞かれ、なんとか歩けそうだったので

「歩きます・・・」

と腰をさすりながら、分娩室まで歩き、分娩台に(自力で)のっていきむこと2回。

 

「(赤ちゃんの)頭が少しずれちゃってるね」

と先生。

もともと逆子だったんですが、分娩一週間前の診察で戻っていたのが、また少しずれてると。

そして、先生から

 

「次いきんで出なかったら、切ろっか」

 

ここまできて(会陰切開までして)、次に出なかったらなんと帝王切開

 

絶対に嫌だったので、

「がんばります」

と自分に言い聞かせ、先生(小太り)にみぞおちをぐいぐい押されながら、無事に出産。

 

終わったー(嬉)

というのが、出産後の率直な感想でした。

そのあと、子供をちょっと抱っこさせてもらって(放心状態&痛みから解放で涙はでなかった(^-^;))、後の処置をしてもらうことに。

 

もう痛くないと思っていたのに、胎盤出したときと子宮を冷やすためにお腹にでかい保冷剤を2時間置かれたときは、つらかった・・・

 

陣痛→破水→出産まで、約6時間。

今となっては良い思い出です。

うちの母とか数人出産した友人は、産んだ時の痛みは二人目の時は忘れちゃってるって言ってましたけど、私はいまだに忘れられないです。

もちろん、忘れられないっていう人もいるので、人それぞれなんでしょうけど、ほんと痛かった。

 

そんな息子ももう16歳。

あっという間にでかくなっちゃうのが、楽しいようなさみしいような。

今日はケーキでお祝いをしたいと思います。

【離婚までの道のり④】弁護士の先生との相談

だいぶ前回からあいてしまいました・・・

相変わらず、仕事で毎日疲れています(^-^;

 

kmamaei.hatenablog.com

 

 弁護士の先生に元旦那の浮気や現在までの収入状況、そして私の収入状況などをお話し、今後についてどうするかを相談しました。

 

この時の元旦那の状況を簡潔に書くと

 

・5年付き合っている年下の彼女から結婚を迫られ、離婚したい

・無職(知り合いの人のところに手伝いに行って、不労収入はある)

・無職なので生活費はほとんど入れない

(↑の手伝いでの収入のことを言っても、のらりくらりと言い訳をし、私には渡そうとしない)

・生活費を渡さないくせに、普通に暮らしていて、家を出るそぶりはない

・「死んで」などの暴言を言う

(なぜか泣きそうに言う。そして、毎日言う。ので、めっちゃむかつく)

などなど。

 

ほかにもいろいろとありましたが、まとめるとこんな感じ。

4年以上たった今、思い出すとはらわた煮えくりかえりそうで、怒り(# ゚Д゚)しかないですが、当時もそうでした。

ただ、当時は一緒に暮らしていたので、怒りがマックス状態&仕事&家のことでいっぱいいっぱいで、正常な判断がなかなかできなかったように思います。

 

(今思うと、もっと思い切って、追い出しておけばよかったなぁというのが本音)

 

感情はなるべく抑え、弁護士の先生とじっくりお話できるようにまとめておいたのがよかったのか、先生にはうまく伝わったようでした。

 

先生からは

・離婚の意思が固いか

・相手方にどう対応したい、させたいか

・慰謝料、養育費、財産分与についてどう考えているか

・子供の親権について

以上のことについての意思確認がされました。

 

私の回答は

・離婚の意思が固いか

 → 離婚一択

・相手方にどう対応したい、させたいか

 → 相手方(元旦那の彼女)については、ぶっちゃけどうでもよかったので、この時は特に慰謝料請求は考えていなかった

・慰謝料、養育費、財産分与についてどう考えているか

 → 養育費はもちろん払ってもらうつもり。財産と言えるような貯金もなく、なんなら借金があるくらいだったので、特に揉めないのでは?と思っていた。

家の名義が私だったので、それが少し心配だったくらい。

・子供の親権について

  → 子供にも悪影響しかないと思っていたので、もちろん私が親権を持つのを希望

 

私の意思確認をして、先生から今後どうしたらいいかのアドバイスとお金=着手金のお話になりました。

 

そう、お金。

ぶっちゃけ、弁護士さんへ依頼をするにはお金がかかります。

次回はそのお金のお話です。

緊急事態宣言が解除されて

全国で緊急事態宣言が解除されたので、私が働いている会社での在宅勤務期間が5月いっぱいで終了になると、通達がありました。

というわけで、来週からは通常勤務。

約二か月の在宅勤務で、すっかり通勤生活に嫌気がさしてます。

ちゃんと会社勤めに復帰ができる気がしない・・・。

 

企業によってはまだまだ在宅勤務のところも多いみたいですね。

私は在宅勤務中に出社する場合は、家の近くの同じ会社の人に送ってもらってました。

というのも、うちにあった軽自動車を母親が乗ることになったため、また車なし生活に戻っていたからです。

週一回とはいえ、送ってもらってばかりで本当に申し訳ない!そして、助かりました。

来週からは電車通勤復活です。が、不安ばっかり。

緊急事態宣言が解除後はやはり人出は多くなり、電車での通勤する人たちも増えるでしょう、たぶん。

マスクをしてても心配は心配です。

そして、マスクは暑い!!

汗っかきで暑がりの私には、この暑さはほんと地獄です。

 

息子の学校も来週から少しずつですが、開始されるようです。

5月中はネット経由で課題が出て、週2回オンラインホームルームが行われるようになっていました。

課題は毎週毎週、出されていたので、遊ぶヒマはなかったようです。

先生たちも毎日大変だったとは思いますが、ほんとにグッジョブ。親としては助かりました(≧▽≦)

 

そしてそして、自粛期間中の息子の料理の腕はメキメキと向上し、最初の頃は肉を焼けばフライパンは焦げ焦げだったのですが、最近は程よくおいしそうに焼けるようになりました。

よく買っている料理キット(食材の一部がカットされて、味付け用の調味料も一緒に入っている物)なら、普通に作れるようになりました。

最近お得意料理はビビンパと卵焼き。息子の鉄板メニューです。

母ちゃん、助かってます(*´▽`*)

 

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#緊急事態宣言が解除

#在宅勤務終了

#高校生男子料理

#シングルマザー

在宅勤務になって

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新型コロナウィルスの影響で、先週から在宅勤務になっています。

ZOOMというアプリを使って、オンラインミーティングなるものをやっていますが、なんで時間外にやるんだろう・・・うちの会社・・・

 

4月から高校生の息子も休校が続いているので、来月のGW明けまでは自宅で学習になっています。学校からは課題と学習用の本やプリント、あとはスタディサプリというアプリのアカウントが発行され、いくらでも勉強できる状態。

がんばってやっているようですが、

 

「体がなまる!体幹と筋トレやらないと!」

と宅トレもやっています。

 

在宅勤務をしていて、ふと思ったのが、息子とこんなに同じ空間・時間を過ごすのは、育休中以来。

育休中はずっと一緒に過ごしてて、今思うと、もっとのんびりと過ごせばよかったな~とか、あれもこれもしておけば良かったとか思うけど、まさかこの年齢になって同じ時間を長く過ごすことになるとは思いませんでした。

 

お互い仕事したり勉強したり、やってることは別々だけど、しばらくは一緒に食事したりテレビ見たりする時間が増えたのは、ちょっとだけ良かったかなと。

 

早くコロナウィルスが収束して、いつも通りの日常に戻ってほしい。

それまでは在宅でできる限りのことをやろうと思います。

 

そうそう、息子もこれだけ家にいるのが初めてなので、最近は料理に目覚め始めてます。

そのまま、いろいろと作れるようになってほしい!

(私があまり料理得意ではないので(^-^;)

【離婚までの道のり③】弁護士の先生

 

kmamaei.hatenablog.com

 

いよいよ、弁護士さんとの相談日。

ドキドキとウキウキが半々くらいの、少し変なテンションで弁護士事務所へ向かいました。

無料相談は60分あるとはいえ、余計な話をしていたら、あっという間に終わってしまうと思い、ある程度どうしたいかを自分の中で整理しておきました。

 

まず、事前に弁護士さんから持ってこれそうなら持ってきてください、と言われたもの。

・LINE、通話の履歴と写真類

・記入済みの離婚届け

 

これらはすでに用意してあったので、問題なし。

あとは特に紙には記入していかなかったのですが、結婚してからこれまでの経緯とわかる範囲での浮気や元旦那の就職状況をすぐに話せるように、頭の中でまとめておきました。

 

隣の市の大きな駅を降り、スマホの地図を見ながら歩いて約5分くらいの雑居ビルの一角にその事務所はありました。

事務所自体は大きくはなかったのですが、ビル自体が新しいのか、中はとてもきれいでした。

緊張しつつドアのインターホンを押して、相談予約をしていたと伝えると、中からは真面目そうな同年代の男性の方が出てきました。この方が相談にのって頂いた弁護士の先生でした。

土曜日だったので、事務所にはどうやら弁護士さんしかいなかったみたいで、相談室みたいなところに通してくれたのも、この先生でした。

 

この相談室、一見すると普通の会議室。会議用テーブルには少し話して配置されている4つのイスと、座った人が全員が見られるようにテレビが設置されてました。

ふと見ると、テレビの前に、たぶん普通の会議室にはないものが置いてある。

 

それは、録音機材。それと、カメラ。

室内の天井には、防犯カメラも設置されていました。

 

私は一人で相談だったので、(たぶん)録音はされていませんでしたが、これが両者相まみえることになるシチュエーションだったら、きっと録音も録画もされるんだろうなぁ、なんて思いました。

 

そんなことをぼんやり思っていると、弁護士先生が書類を持って入ってきました。

名刺を頂いて挨拶を終えると、すぐに本題に入りました。

(後日、HPで先生の経歴を見たら、東大法学部卒の方だった。頭よさそうだったもんなぁ)

 

事前に相談内容はWEBからの申し込み時と、事務所の方(パラ・リーガル?)と電話で話したときに伝えていたので、すんなり始めることができました。

今後の方針や先生に言われたことなどは、次回に。

 

そういえば、弁護士の先生が使っていたノート

 

 

リーガルパッドっていうものでした。

以前、このノートを使っていた上司がいたのですが、本物の弁護士さんが使っているのを見て、内心『ほんとに弁護士さんはリーガルパッドを使うんだ!』と少し興奮していたのは内緒です。

卒業式

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息子は無事に中学校を卒業しました。

コロナウィルスの影響で卒業式が延期になり、式自体がやるのかそれとも中止になるのかという瀬戸際でしたが、なんとか開催されました。

在校生は代表の子(祝辞しゃべる子)のみ、保護者は一世帯一人のみ、来賓の人もない、(たぶん)いつもより少ない参加者での卒業式でした。

そうはいってもマンモス校、卒業生だけで300人以上!いました。

小学校の卒業式では泣きとおしでしたが、今回は(いろいろ大変な時期だけど)みんな笑顔での良い卒業式でした。

卒業生が退場したあとの先生の挨拶で、保護者は泣かされましたけどね(^-^;

 

保育園卒園の時は東北の大震災で卒園式延期、そして今回はコロナウィルスの影響で卒業式延期といろいろと大変な世代なのかも。

 

私の離婚で大変な思いをさせてしまったけど、サッカーも一時やめる騒ぎもあったけど、義務教育を無事に終え、これからは高校生。

これからの高校生活を謳歌してほしいです。

目標も夢もあるそうなので、悔いのないように過ごしてもらえるよう、母は影となり応援できればと思っています。

 

高校の学費の支払い予定表見て、震えましたけどね